ナリシゲ(@nari_104)です。
「Twitterのタイムラインは自分で作るもの」などと言われてますが、つい“インフルエンサー”ばかりをフォローしていませんか?
情報収集のためにTwitterを使う場合は、フォロー数を増やしすぎるとタイムラインを追いきれなくなる可能性があるということで、フォロー数をあまり増やしたくないという人も多いはず。フォロワーの多い“インフルエンサー”を中心にフォローすると、有益な情報を効果的に集められそうです。
本当にそうでしょうか?
「インフルエンサー」は誰に影響を与えるのか
インフルエンサーは他者に影響力を及ぼしはしますが、全員にとって有益な情報を与えてくれるわけではありません。
例えば、はあちゅうさん。
彼女がターゲットにしているのは、おそらく「20代~30代の働く女性たち」。私のような40代男性はターゲットではありません。当然、彼女の行動や言動が私に影響力を及ぼすことはありません。ターゲットとなる「20代~30代の働く女性たち」にとっては非常に役立つツイートも、ターゲット外の私にとっては何の役にも立ちません。だから私は彼女をTwitterでフォローしていないのですが、仮に彼女の発言の中で、ターゲット外の「40代男性」に刺さるようなものがあれば、それは間違いなく私のタイムラインに流れてきます。その程度で十分です。
他のインフルエンサーも、私の属性がターゲットに入ってなければ、私にとっては何の影響も与えません。自分に影響を与えるような“インフルエンサー”なんて何人もいないと思います。
ですから、インフルエンサーを中心にフォローして、彼らの“一見正しそうな”意見や考えが並ぶタイムラインが有益になるわけがありません。フォローするインフルエンサーを間違えると、考え方が大きく偏る可能性が高い。想像するだけで恐ろしいです。
「フォロワー数が多い人たちで構成されるタイムライン」ってちょっと恐ろしいなって思ってます。
— ナリシゲ@kitaq.style (@nari_104) 2018年6月22日
フォロワー数が多い人の“一見正しそうな”意見、考えだけがTLに流れてきて、いつの間にか自分も同じ考えになってしまうのではなかろうかと。
フォロワー数が多い=正しい わけではないので、要注意かな。
「複数のリスト」を使い分ける
Twitterが原因で考えに偏りが出ないよう、私は複数のリストを作って状況や気分により使い分けています。例えば、疲れが激しいときは「友人・知人だけで構成されたリスト」を見る、テンションが上がらないときは「ポジティブな発言の多い人で構成されたリスト」を見る、時間があまりないときは…といった感じで。
この方法で問題なのは、バズった記事、有益なツイートを見逃す可能性が高くなること。それでも、インフルエンサーたちの“一見正しそうな”意見を多く目にすることで考えが偏るよりはマシです。そんなタイムラインは作りたくないですし、それじゃTwitterを楽しめない。
なので、私はリストをたくさん作って、状況や気分によって見るリストを変えるようにしています。
— ナリシゲ@kitaq.style (@nari_104) 2018年6月22日
見逃すツイートもあるかもしれませんが、それよりも偏りを無くすほうが大事だと思うので。
インフルエンサーに流されすぎない
フォロワーの多いインフルエンサーが言ってることだから正しい、フォロワーの少ない人が言ってることだから正しくない、なんてことはありません。
インフルエンサーに流されすぎない生活を送りたいものですね。

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