ナリシゲ(@nari_104)です。
2017年7月からTechRepublic Japan(朝日インタラクティブ)にて連載していましたGoogleアナリティクスの解説記事「Google Analytics実践テクニック」が11月で終了しました。
全5回のGoogleアナリティクスの解説記事連載を終え、この仕事を通して感じたこと、得たものを書いていきたいと思います。
Googleアナリティクスの解説記事連載(全5回)を通して得たものは主に以下の3点です。
- Googleアナリティクスに対する理解
- 知っていることを読者に分かりやすく伝えるスキル
- 本業との相乗効果
この3点につきまして、これから説明していきたいと思います。
Googleアナリティクスに対する理解
今回のGoogleアナリティクスの解説記事連載で得たものといえば、一番は「Googleアナリティクスに対する理解」でしょう。
私の本業はWebサイトの企画・制作・運営サポートです。
当然、毎日のようにGoogleアナリティクスを眺めていますが、解説記事の連載前はGoogleアナリティクスについての理解はさほど深いものではありませんでした。
Googleアナリティクスの解説記事連載にあたり、各回のテーマを決めさせていただいたのですが、その時点でGoogleアナリティクスに対する理解度に自信を持てませんでしたので、すぐさま関連書籍を購入して知識を整理しました。
購入したのはこの2冊。
できる逆引き Googleアナリティクス Web解析の現場で使える実践ワザ240 ユニバーサルアナリティクス&Googleタグマネージャ対応 できる逆引きシリーズ
- 作者: 木田和廣,できるシリーズ編集部
- 出版社/メーカー: インプレス
- 発売日: 2015/03/25
- メディア: Kindle版
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Google アナリティクス 実践Webサイト分析入門 ユニバーサルアナリティクス対応 Web担当者が身につけておくべき新・100の法則。
- 作者: いちしま泰樹
- 出版社/メーカー: インプレス
- 発売日: 2014/01/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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もちろん、書籍を2冊読んだ程度でGoogleアナリティクスについて完全に理解することはできませんが、知識を補完、整理することでGoogleアナリティクスの解説記事を執筆できるレベルには達したのではないでしょうか。
知っていることを読者に分かりやすく伝えるスキル
今回のGoogleアナリティクスの解説記事連載で「知っていることを読者に分かりやすく伝えるスキル」を高めることもできました。
今回の連載は1回につき3,000文字が目安でした。初回の原稿は、書く→読む→修正→読む→修正……を何度も繰り返し、書き上げるのに約12時間かかりました。
TechRepublic Japanさんというきちんとした媒体での執筆ですから、「自分が知っていることを好きなように書く」のではなく、「読者に伝えたいことを分かりやすく書く」ことが求められます。締切までの間、納得いくまで修正しました。
時間をかけた甲斐があって、初回の原稿は編集者さんから分かりやすい文章だと評価していただきましたし、2回目以降も原稿を大きく修正されることはありませんでした。
さすがに、3,000文字の原稿を1本書くのに12時間はかけ過ぎだと思いますが、その後の本業に大いに役立つことが分かっていましたので、この仕事単体での採算は気にせず、原稿のクオリティを上げることに専念しました。
本業との相乗効果
今回のGoogleアナリティクスの解説記事連載がきっかけではないのですが、先日から某ニュースメディア様で、Googleアナリティクスを利用したアクセス解析レポート作成の仕事を行っています。
Googleアナリティクスを使用したアクセス解析レポートを元に、Webサイトのウイークポイントを見つけて改善していく、またはユーザーニーズに合ったコンテンツを提案していく、まさに今回の連載で書いていたことがそのまま使えるような内容の仕事です。
今回、Googleアナリティクスの解説記事を執筆したことで、Googleアナリティクスに対する理解が深まり、より高いクオリティのアクセス解析レポートの作成、そしてより高いレベルでのWebサイトの改善提案ができるようになりました。
さいごに
Googleアナリティクスの解説記事を執筆することで、非常に多くのものを得ることができました。本業(Webサイトの企画・制作・運営サポート)に大いに関係のあるGoogleアナリティクスに関する理解が深まることで、今後の本業に大きくプラスになることは間違いないでしょう。
今後は「書く仕事」を増やしていき、さまざまな分野の理解を深めることで本業とのシナジーを出していきたいと思います。
最後になりますが、今回この仕事を紹介してくださった編集者さん、またいろいろとサポートしてくださったTechRepublic Japanの編集者さんにお礼を申し上げます。どうもありがとうございました。