なりらいふ

東京・福岡・北九州のWeb屋ナリシゲのブログ

情報商材にハマった同級生にとっての「幸せ」とは

【ナリシゲのプロフィール】

福岡県北九州市出身。東京都在住。目標の2拠点生活に向け月1回程度帰省中。
フリーランスのWebプランナー(企画・運営支援・サイト改善)

TechRepublic(朝日インタラクティブ)でGoogle Analytics解説記事連載中

北九州市を正しく伝えるブログメディア・キタキュースタイル運営
ヘルプマーク推進サイト・ヘルプマーク.info運営
フリー写真素材サイト・ぱくたそで フリー素材モデルとして活動中

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「頑張っている方向を明らかに間違えている人」に対し、どう声をかけて良いものかいつも迷います。

明らかに間違っているとは思うもののまだ答えは出ていませんし、「頑張っていること」は事実なので、そこは否定したくない。それに、何より私自身に今のところ実害がないのです。

情報商材にハマる47歳・男性(既婚、子持ち)

高校時代に苦楽をともにした仲間が、先日、Facebookで悪質な情報商材の関係者と交流しているのを見つけました。

東都大学リーグの強豪校の野球部出身でR社(青いほう)に進んだ彼は、数年経つと地元に戻り家業を継ぎました。彼とはもう15年ほど会っていないのですが、ある事情で去年Facebookで繋がりました。

今、彼がどのような生活をしているのかは分かりませんが、Facebookで伺い知れるのは、

 

 

  • 妙な英語の教材を買って英語を学んでいること

 

 

  • そしてその様子をアメブロに意識高く書いていること

 

 

  • しかしそれは半年も経たずに更新が途絶えていること

 

 

  • 「いいね!」をつける相手に、得体のしれない自営業者が多いこと

 

 

 

 

そんな彼が最近「いいね!」を押した相手が、情報商材の関係者なのです。「札束」「高級車」「タワーマンション」「高級腕時計」とお約束のアイテムが出てきていました。

家業が順調であれば、情報商材に興味を持つなんて100%あり得ません。つまり、彼の仕事を取り巻く環境に、何か問題が発生しているのは明らかです。

嫁や子どもを食わせなきゃなりませんし、彼なりに「現状を何とかしよう」と考えているのでしょう。

ですが、さすがに「情報商材」は無い。

自分でオリジナルの「情報商材」を作って売るならともかく、得体のしれない連中が作った「情報商材」を売って、儲かるわけがない。そんなので稼げるなら、とっくに私がやってます。

最早、彼にはそれを判断する能力もないのでしょうか。

友人を救うべきなのか

私も、この20年ほどいろいろありました。

参考:2007年、ソフト・オン・デマンドを退職しました。

参考:ソフト・オン・デマンド退職後の10年間の話

高校時代に野球部でともに汗を流した仲間ともしばらく疎遠になっていました。私の身辺が落ち着いたこともあり、今は交流を再開しています。

ただ、件の彼とはFacebookで繋がっている程度で、メッセージを数度やり取りしたのみ。20年近くも会っていないのに、

「お前は騙されてる!情報商材なんてインチキだ!」と頭ごなしに言えますか、って話です。

もし仮に、彼がその「情報商材」のお陰で生きるモチベーションが上がっているというのなら、私にそれを止める権利はありません。新興宗教やMLMのようなものです。「成功」という名のゴールを餌に搾取され続けるのですが、それで本人が満足しているのなら、それは止めるべきではないと考えます。彼の「幸せ」は誰にも奪えません。

今、彼の目の前には「天国」が見えているのでしょう。しかしそれは明らかに「崖」です。万が一「情報商材」に大金をつぎ込むようなことがあれば、嫁も子供も失うことになりかねません。

理想的なのは、その情報商材を買ってすぐにそれが「インチキ」であると気付くこと。多少の痛手を負えば、二度とハマることはないでしょう。「情報商材」での損失を「情報商材」で埋めようという気にならない限りは。

そんな中で私は「とりあえず様子見(という名のウォッチ)」をすることに決めました。

おそらく今年、彼と会うこともあるでしょう。そのときにも、こちらからは何も言いません。彼が「儲け話」の話を振ってきたとしても、彼がそれを楽しそうに話しているのであれば、適当に受け流します。彼が幸せそうなら、それでいいです。

ただ、彼が崖から落ちそうになったときには、全力で引き上げてあげたいと思います。