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なりらいふ

東京・福岡・北九州のWeb屋ナリシゲのブログ

SODの面接で「新規事業をやりたい」とアピールする人に対して思ったこと

ソフト・オン・デマンドに在籍していた間、中途採用の面接をずっと担当していました。

「一緒に働く人を自分で決めたい」と強く思ったのが、その理由です。

採用活動では、既存の事業(ECサイトや映像配信サイトの運営)にしっかり取り組んでもらえるような人材を探していました。

ですが、当時の代表が出演していたテレビ番組「マネーの虎」の影響かどうかはわかりませんが「新規事業をやりたい」という人が思いのほか多かったです。

当時のSODは年商も知名度も上昇中でしたが、そんなに積極的に新規事業には取り組んでいませんでした。

しかしテレビの影響とは恐ろしいものです。

「面白い事業計画であればお金を出してもらえる」と考えていた(と思われる)人が意外と多かったのですよね。

テレビ番組の企画を実際に会社でもやっているだろう、と考える人はファンタジーとリアルの区別がついていないわけですからその時点でAVの会社には向いていないと思ったものです。

その「面接で『新規事業をやりたい』とアピールする人」に対して私がどう考えていたかを少し書いてみたいと思います。

面接でアピールされる新規事業計画には、素晴らしいものもありましたが、大半は「実現不可能なもの」「既に社内で検討が終わっているもの」でした。

中途採用に応募する方がSODの社内事情を知ることはありませんからこのような案しか出てこないのは仕方ないでしょう。

仮に、面接でアピールした事業計画がとても素晴らしいものであっても、それをそのままその方に任せられるかというと、それは少し難しいですよね。

新規事業となると、決して少なくないお金が動きます。

そのお金を、(面接の時点では)よく知らない人に託すことなどできません。

知識や経験が豊富で、人脈等が広い人なら話は別ですが、そうでなければまずは社内で実績を積んでからです。

では「面接で『新規事業をやりたい』とアピールする人」を評価しなかったのか、といいますと決してそうではなく、1点だけ評価していました。

それは、「面接にあたり(内容はともかく)準備をしっかりと行ってきた」という部分です。

知名度が上がってきた時期だとはいえ、やはりそこはAVの会社です。

面接に平気で遅刻してくる人、会話が成立しない人、歪んだ形でのAVマニアなど舐めた姿勢で面接を受ける人も決して少なくありませんでした。

そんな人もいる中、面接にあたって準備をしてくれた人に対しては、非常に感謝していました。

結果として、ほとんどの人が不採用となってしまったわけですが、まあそれは仕方のないことだと思います。

採用には、「タイミング」というものも大きく影響してきますので。 

a-bis.net