フィギュアスケート「イナバウアー」の正しい意味と由来

フィギュアスケートの有名な技に「イナバウアー」があります。「イナバウアー」は荒川静香選手が2006年のトリノオリンピック 女子フィギュアスケートで金メダルを獲得したこと、そして2006年に流行語大賞となったことで一躍有名になりました。

 

フィギュアスケートのイナバウアーとはどんな技?

「イナバウアー」はWikipediaでこのように説明されています。

イナバウアーとは、フィギュアスケートの技で、足を前後に開き、つま先を180度開いて真横に滑る技である。

この写真が「イナバウアー」です。説明の通り、足を前後に開き、つま先を180度開いています。

(出典:Wikipedia

荒川静香のイナバウアー

こちらが荒川静香選手のイナバウアー。こちらも上の写真と同様に足を前後に開き、つま先を180度開いています。

上半身の反りが印象的でしたので、イナバウアー=上半身を反らして滑る技と勘違いされたのでしょう。

ちなみに、上半身を反らす技は「レイバック」と言います。従って、この荒川静香選手のイナバウアーは「レイバック・イナバウアー」と呼ばれています。

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(出典:livedoor NEWS

荒川静香選手は、テレビ番組でこのイナバウアーに対する誤った認識を訂正しています。

上半身を反ることをイナバウアーと誤解している人が多いが、実は足のかたちのことだという。上半身を反らすのはレイバックという技で、イナバウアーだけだと高い点数がつかないので、レイバックと組み合わせる選手が多く、誤解を招くことになったと解説される。

(出典:jcast

イナバウアーの由来(意味)

ではこの「イナバウアー」という技はなぜ「イナバウアー」と名づけられたのでしょうか。

1950年代に活躍した旧西ドイツの女性フィギュアスケート選手、イナ・バウアーが開発したのでその名が冠された。

(出典:Wikipedia

フィギュアスケートの「イナバウアー」という技は「イナ・バウアー」という選手の名前が由来です。

フィギュアスケートには人名が由来の技名が他にもあります。一番有名なのは、デニス・ビールマン選手が広く普及させた、羽生結弦選手も使うこの「ビールマン・スピン」でしょう。

(出典:朝日新聞

イナ・バウアーさんの滑り

最後に、YouTubeにアップされていたイナ・バウアーさんの動画を紹介いたします。


Ina Bauer

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