【Google Analytics初心者向け解説】ユーザーの分析①新規ユーザーとリピーター

ナリシゲ(@nari_104)です。

2017年7月より、TechRepublic(朝日インタラクティブ)でGoogle Analyticsの解説記事を連載していますが、自分自身の知識の整理のために、当ブログにおいてもGoogle Analyticsについて解説していきたいと思います。

Google Analyticsをこれから勉強するという方にも分かりやすい説明を心がけます。

第2回のテーマは「ユーザーの分析①新規ユーザーとリピーター」です。

 

新規ユーザーとリピーターの違い

Googleアナリティクスにおいて、

新規ユーザーとリピーターとの違いは以下のように定義されています。

New Visitor(新規ユーザー):過去2年以内にサイトを訪問したことのないユーザ―の最初の訪問。次回以降の訪問からは「リピーター」としてカウントされる。

Returning Visitor(リピーター):過去2年以内にサイトを訪問したことのあるユーザ―の訪問。

 

【確認方法】レポート→ユーザー→行動→新規とリピーター

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それでは、具体的にレポートをチェックしてみましょう。

真ん中の「行動」のエリアに「直帰率」「ページ/セッション」「平均セッション時間」と3つの指標があります。(指標の意味は前回の記事にてご確認ください)

 

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それぞれの指標は以下のようになっています。

【直帰率】

New Visitor(新規ユーザー):52.80%

Returning Visitor(リピーター):40.79%

【ページ/セッション】

New Visitor(新規ユーザー):3.19

Returning Visitor(リピーター):3.97

【平均セッション時間】

New Visitor(新規ユーザー):00:02:19(2分19秒)

Returning Visitor(リピーター):00:03:42(3分42秒)

3つの指標とも、リピーターに比べ新規ユーザーの数字が劣っています。

まず、直帰率が高いことについて考えてみます。

「コンテンツが期待外れだった」「次の情報を得るための導線が不十分である」など、訪問したユーザーを満足させられなかった場合に直帰率が高くなりますが、FAQページなど“1ページで完結し、かつユーザーがそこで疑問を解決できるようなページ”も直帰率は高くなります。

つまり、直帰率が高いことだけでは必ずしも問題があるとはいえません。

しかしながら、「ページ/セッション」の少なさ、ならびに「平均セッション時間」の短さと合わせて考えますと、やはり新規ユーザーにとってサイトの満足度が決して高くないのでは?という仮説が立てられます。

但し、これはあくまで「サイト全体」の傾向です。

具体的にどのページを改善すべきかにつきましては、ページごとにデータを見ていく必要があります。

「直帰率」「ページ/セッション」「平均セッション時間」は

  • ページのナビゲーションを分かりやすくする
  • ページ内の文章を分かりやすいものにする

など、サイト制作の基本的な部分を修正するだけで改善が可能です。

各指標の数値が優れているページを参考にすると良いでしょう。


次回は、年齢や性別といったユーザー属性を把握する方法についてご説明いたします。

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