「サッカー観戦にハマった3つの理由」の記事が拡散した3つの理由

ナリシゲ(@nari_104)です。

7月23日に書いた下記の記事のPVが思いのほか伸びました。現在約7,000PV。私にしては上等の数字です。
blog.nari.life

その前の週に書き、はてブを約170集めた「仕事を増やすには最新のスキル習得より「目の前の人にとっての一番」であればいい」のPVを既に抜き、20%ほど上回っています。

今日は、なぜ「野球ファンがたった2週間でサッカー観戦にハマってしまった3つの理由」が大きく拡散し、PVが伸びたのかについて考えていきたいと思います。日曜日に書いた記事が火曜日までだらだらと拡散し続けた理由とは。

 

記事が拡散した理由① 著名な方のリツイートのお陰

今回の記事を真っ先にリツイートしてくださったのが村上アシシ @4JPN さん。

サッカー好き(で且つTwitterやってる)の方の多くはご存知かと思いますが、サッカーに詳しくない方のためにご紹介。

1977年札幌生まれ。職業は経営コンサルタント・著述家・プロサポーター。「半年仕事・半年旅人」のライフスタイルを2006年から継続中。南アW杯出場32カ国を歴訪した世界一蹴の旅を2010年に完遂。サッカー日本代表を追いかけて世界中を旅してます。Jリーグでは北海道コンサドーレ札幌のサポーター兼個人スポンサー。

(出典:村上アシシ (@4JPN) | Twitter

1年のうち、半年を仕事(経営コンサルタント)そして半年を旅人(サッカー日本代表の試合を観戦)として過ごし、合間に北海道コンサドーレ札幌の試合を見に行くというお方。

サッカー好きでない方は、サッカーに関する部分を自分の好きなものに置き換えていただくと分かると思うのですが、まあ何ともうらやましい生活を送られている方です。この生活を送れるようになるまでに、相当努力されているんだろうなと思います。

縁あって、数年前よりTwitterでは相互フォローとなっていたのですが、まさか今回の記事を拾って、しかもリツイートまでしていただくとは思ってませんでした。

その結果、(本記事執筆時点で)リツイートは171、いいねが217に。

しかし、ここから先の展開がまた興味深かった。

記事が拡散した理由② さらに複数のアカウントで拡散

村上アシシさんのリツイートのあと、おそらく村上アシシさんのフォロワーの方だと思うのですが、いくつかのアカウントにシェアしていただきました。

これらのアカウントでさらに拡散。

特にすごかったのがこちらのアカウント。なんと126RT(記事執筆時点)と、私のアカウントと変わらぬ拡散ぶり。

こちらは40RT(同)。

こちらは35RT(同)。

さらにここから派生して、多くの方にシェアしていただきました。有難うございました。

このように、今回の拡散は枝分かれしながら徐々に広がっていく感じでした。

記事を書いた後の私のツイート(村上アシシさんがRTしたもの)のRT数と、その他のアカウントのRT数を比較してみると明らかです。

記事が拡散した理由③ 教科書通りの記事タイトル

「2週間」「3つの理由」と数字を入れ、「野球からサッカー」と目に留まりやすい内容で、さらに長さが全角32文字分、と“教科書通りのタイトル”だったことも、記事が拡散した理由のひとつでしょう。

もちろん、狙ってつけたタイトルです。

ただ、目を引くために大げさなタイトルにするのは(そういう手法をあえて取る場合もありますが)基本的に好きじゃありませんので、本文の内容と相違のないようなタイトルにしています。

反省

  • 「野球ファン」の部分をもう少し詳しく書けば、よりサッカーへのハマり度合いが際立ったのでは?
  • 観戦中の自分の気持ちの動きを丁寧に書けば、読んでくださった方が共感しやすかったのでは?

などと思っています。

自分にサッカーのプレイ経験がないことも、記事に深みが足りない理由でしょう。

4年前に書かれ、話題になったこの記事のレベルにはほど遠かった。

shintaro-hato.com

まとめ

今回の拡散を図にするとこのようになるでしょう。

サッカーに関しては「インフルエンサー」と呼んでも良いくらいの影響力を持つ村上アシシさんのリツイートから、今回の拡散が始まりました。

f:id:nari_104:20170726150920j:plain

ただ、「バズ」と呼べるほどのPVをたたき出すにはこの図の2列目や3列目にも、拡散力の高い人が必要です。(5月に「地元に対する歪んだ愛情を全力でぶつけたい。RETRIPのクソ記事滅びろ」でバズったときはそこら中に拡散力の高い方が混じってました)

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インフルエンサーや、そこまではいかなくとも拡散力の高い方に記事を広めてもらうにはどうすれば良いのかという話ですが、その方法を知りたい方は安藤美冬さんの初期の著書でも読んでください。

確実にいえるのは、インフルエンサーのフォロワーとの親和性の高い記事でないと拡散はしないということ。ただ、記事のジャンルによっても拡散の仕方が違ってくるかと思いますので、他人の言うことに惑わされずに自分で試行錯誤してみるのが良いと思いますよ。

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