なりらいふ

東京・福岡・北九州のWeb屋ナリシゲのブログ

仕事を増やすには最新のスキル習得より「目の前の人にとっての一番」であればいい

【ナリシゲのプロフィール】

福岡県北九州市出身。東京都在住。目標の2拠点生活に向け月1回程度帰省中。
フリーランスのWebプランナー(企画・運営支援・サイト改善)

TechRepublic(朝日インタラクティブ)でGoogle Analytics解説記事連載中

北九州市を正しく伝えるブログメディア・キタキュースタイル運営
ヘルプマーク推進サイト・ヘルプマーク.info運営
フリー写真素材サイト・ぱくたそで フリー素材モデルとして活動中

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ナリシゲ(@nari_104)です。

職業はフリーランスのWebプランナー、Webディレクター。企画や運営サポートがメインです。

制作に関しても一定のスキルを持っていますが、実は最新の制作スキルを身につけることにさほど興味がありません。

何故なら、最新の制作スキル習得が仕事の獲得に直結しないと考えているからです。

 

スキルアップは重要。但し最新のスキルである必要は?

今、私がお客様から求められているのは

  • 効果的なウェブサイトの運営(及びそのサポート)
  • 分かりやすく使いやすいウェブサイトの構築/リニューアル
  • ウェブサイトの様々な問題点の解消、解決

加えて「素早いレスポンス」「身近な相談相手」といったところでしょうか。

最新の制作スキルは一切求められていません。

仮に今後、お客様の課題を解決するのに最新の制作スキルが必要になれば、私はそれを身に付けることでしょう。

ただ、新たな仕事を獲得するために最新の制作スキルを習得する、ということはやらないと思います。

 

誤解のないよう言っておきますが、スキルアップすることは非常に大切であると考えていますし、私も常々勉強を重ねています。

もし、最新の制作スキルを身につけることで新たな仕事を獲得できるという方がいらっしゃったら、その方はそうすべきだと思います。私がそうでないというだけで、最新の制作スキルを習得すること自体は否定しません。

 

お客様の要望に応えるためには、高いスキルと多くの引き出しを持ち、課題を解決するための選択肢を多く用意することが重要です。これはWeb系に限らず、全ての職種のフリーランスに当てはまるでしょう。スキルアップを放棄すれば成長も止まり、仕事は先細りとなります。

 

しかし、お客様が抱える問題を解決するのに、必ずしも最新のスキルを持つ必要がないというのも事実です。スキルが高い順に仕事をもらえるわけでもありません。

 

皆さんの身の回りに「なぜあの人は最新のスキル/高いスキルを持っているわけではないのに仕事が多いんだろう」って人はいませんか?

彼らは「丁寧な対応」や「レスポンスの早さ」など、スキル以外のところで勝負しているんだと思います。

 

私の知人に、Webの知識が乏しいにもかかわらずWebの仕事ばかりしているフリーランサーがいます。サイト運営に関するスキルも、制作スキルも控えめに言って中の下。そんな彼女に仕事を依頼するクライアントが存在することが不思議でなりませんでした。

さらに、彼女は自分のウェブサイトすら持っていません。当然、ポートフォリオもブログもありません。いったい彼女が、どんな「営業」をしているのか興味が湧いてきました。

あるとき、彼女に“仕事を請けるコツ”を聞いてたところ、返ってきた答えは

「目の前の人にとって“一番”であり続けること」

でした。

さらに彼女はこう続けました。

「別に自分は最新の(Webの)スキルを持ってないしこれからも持とうとは思わない。目の前の人を助けるのに必ずしも最新のスキルは必要ない。ただ、目の前の人にとって“(Webのことで)一番”でいただけ」と。

彼女が心がけていたことは

  • 自分の仕事(自分ができる仕事)を常に周りに伝えていた
  • 目の前の人が困っていたらすぐに声をかけること

たったそれだけだそうです。

仕事を頼みたい人に“最初に”思い浮かべてもらう

正直言って、彼女程度の知識やスキルでWebの仕事をするのはあまり気分が良くないです。彼女が手掛けたサイトをいくつか見たことがありますが、どれもそんなに素晴らしいものではありません。

ですが、彼女は間違いなく「目の前の人の課題を(ひとまず)解決した」のです。ウェブサイトを立ち上げたい人にウェブサイトを作ってあげ、ウェブサイトのリニューアルをしたい人に新しいウェブサイトを提供したのです。

 

もちろん、彼女のやり方がベストとはいえないでしょう。

しかし、どんなにスキルが高くても、そして最新のスキルを持っていたとしてもそれが仕事増に直結するわけではないことは明らかです。

ある人が「仕事を頼みたい」と思ったときに、最初に思い浮かべてもらうことも仕事を獲得する重要な要素でしょう。彼女はそれができていたのです。

目指すのは「目の前の人にとっての“一番”」

私が考える、「目の前の人にとっての“一番”」になる方法は2つ。

既存のお客様にとっての“一番”

既存のお客様からの評価の中で「最新のスキルを持っていること」が何割を占めているでしょうか。それよりも、一定のスキルを持った上で「仕事が早くて正確」「連絡がスムーズでスピーディー」「コミュニケーションがとりやすい」といった部分が大きく評価されるのではないかと考えます。

少なくとも私は会社員時代にそう考えていました。取引先に望むのは「最新のスキル」より「こちらの要望を正確に実現してくれるスキル」でしたし、「コミュニケーションがとりやすい」取引先とは良い仕事が出来ました。

言ってみれば、既に取引のあるお客様を大切にする、というごく当たり前の話です。単に指示通りに動くだけでなく、お客様にとっての“一番身近な相談相手”になれると良いかもしれません。

既存のお客様にとっての“一番”でいれば、別のお客様を紹介してくださったりと、良いことが必ず起こります。

新規のお客様にとっての“一番”

仕事相手を探している人が、ネット上で充実したポートフォリオやブログを目にして気に入ったとしたら、その時点で「その人にとっての“一番”」ということになります。

TwitterやFacebookでの情報発信を目に留めてもらうのも同様です。

いつ、新規のお客様にとっての“一番”となるかは分かりませんから、情報発信には注力したほうが良いでしょう。

まとめ

繰り返しになりますが、スキルアップすることは非常に大切です。そして、最新のスキルも持っていないよりは持っていたほうが良いでしょう。

但し、仕事において大切なのは、最新のスキルを持つことよりお客様の課題を解決すること。それができないのでしたら、その最新のスキルは無用の長物です。