なりらいふ

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中川淳一郎「ネットは基本、クソメディア」書評と同書で当ブログを紹介してもらった感想

【ナリシゲのプロフィール】

福岡県北九州市出身。東京都在住。目標の2拠点生活に向け月1回程度帰省中。
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ナリシゲ(@nari_104)です。

7月10日に発売された、中川淳一郎さんの新刊「ネットは基本、クソメディア」で当ブログのエントリを紹介していただきました。

ネットは基本、クソメディア (角川新書)

ネットは基本、クソメディア (角川新書)

 

紹介していただいたのはこちらのエントリ。現時点で37000PV、Facebookのシェアは1500弱、はてブは216とかなり多くの方に関心を持っていただいた記事です。

また、書籍で紹介されたことで、ここ数日またアクセスが増えています。

blog.nari.life

今日はその「ネットは基本、クソメディア」の書評、そして私のブログを掲載していただいたことについての感想を書いていきたいと思います。

 

「ネットは基本、クソメディア」書評

本書は、DeNAのWELQに端を発したキュレーションメディアの問題、そしてパクリ記事で構成される“クソメディア”の実態が語られています。

第2章「クソメディアはなぜ生まれたのか」では、1995年以降のネットメディアの歴史がまとめられています。特にネットメディアに関わっている方は、絶対に知っておいたほうが良い情報でしょう。

そして私が最も共感したのが、第4章「コンテンツへの愛は皆無」。

 DeNAの社員だって、ベンチャー精神で新しいものうぃ生み出そうという意識を持って入社しているはずなのだ。それが、日々追われる業務によって、惰性でコンテンツを生み出し、それが問題を起こしてしまった時に「組織全体として、コンテンツを作ることに対してのリスペクトが希薄だった気がする」という発言に繋がってしまったのだ。

(出典:ネットは基本、クソメディア p.119~p.120)

作り手の愛のないコンテンツって、ある程度見分けられますよね。どんなに上手な文章でも、熱のこもってない文章は読者の心に残りません。逆に、対象に対して愛のある文章は、多少へたくそでも(いや、むしろへたくそくらいのほうが)読者の心に刺さります。

PVだけを求めて作られたようなキュレーションメディアの文章が誰の心にも響かないのは当然のことでしょう。

また、中川さんは「キュレーションサイトは誰も幸せにしなかった」として、次のように書いています。

 ライターになりたい人はとにかく「場」を求める。それが傍から見るとクソのようなメディアであろうとも、とにかく「場」がもらえたことで大喜びし、いっぱしのライターになったかのような気持ちになれる。

 そう、キュレーションメディア問題は「やりがい搾取」の面も多分に備えた問題だったのである。

(出典:ネットは基本、クソメディア p.123~p.124)

キュレーションメディアの問題で、私が気になっていたのはこの部分なんですよね。「ライターになりたい。だけどどうすれば良いか分からない」という人に、クラウドソーシング経由で場を与え、やりがいを搾取するこの図式。

私も某キュレーションメディアで記事を書いたことがあるので分かりますが、指定されたCMSに文章をコピペし続けても、何のスキルも得られません。真面目な人ほど記事のクオリティにこだわってしまうので、時給換算で割が合わなくなります。そして、キュレーションメディアで記事を書いたことは何の実績にもなりません。

キュレーションメディアが「ライター」を幸せにすることはまず無いんですよ。

 

あと興味深かったのは、本文に出てくる人たちのの簡単な紹介が入っていること。朽木さんやヨッピーさんの経歴を簡単に書くことで、読者による「この人何者?」みたいなのが無くなり、彼らの行動に必然性があることが伝わります。

 

全体的にいつもの「中川節」が冴えわたっている良書でした。

ネットは基本、クソメディア (角川新書)

ネットは基本、クソメディア (角川新書)

 

ブログを掲載していただいたことについての感想

自分が気持ちを込めて書いた文章が、ベテラン編集者の中川淳一郎さんの目に留まり、著書で紹介していただいたことは、正直言って「嬉しい」の一言ですね。

「文章が素晴らしい」という評価でないことは十分に理解していますが、それであってもここは素直に喜びたいです。

特に嬉しかったのは、私(ナリシゲ)が、どんな人間で、何をやろうとしているかを説明していただいたこと。

読者からすると「で、このナリシゲってのは何者?」となりますから、当然のことなのでしょうが。

  • フリーランスでウェブ企画を行うナリシゲ氏
  • 同氏は福岡県北九州市小倉の出身
  • 将来的には東京と福岡の2拠点での仕事をしたいと考えている
  • その土台作りのために奇数月は北九州に帰っている
  • このブログのエントリーは(中略)同氏のより良いコンテンツを作りたい、との決意表明
  • 後に北九州に出かけて、緻密な取材に基づいた観光案内を自身のブログで公開した

私のことをこのように丁寧に説明していただいています。

「ああ、こんなことをやってる人がいるんだ」と思ってくださる方がいると嬉しいですね。

そしてこれが“緻密な取材に基づいた観光案内”です。自分で行ったところ、見たもの、食べたものしか紹介しません。

kitaq.style

あと、「奇数月は北九州に帰っている」とご紹介いただきましたが、2ヶ月に1回の帰省ではコンテンツをなかなか増やせないので、12月までの間毎月北九州に帰ることになると思います。

北九州市を正しく伝えたい。