なりらいふ

東京・福岡・北九州のWeb屋ナリシゲのブログ

同級生に対する歪んだコンプレックスと複雑な感情が消えた夜

【ナリシゲのプロフィール】

福岡県北九州市出身。東京都在住。目標の2拠点生活に向け月1回程度帰省中。
フリーランスのWebプランナー(企画・運営支援・サイト改善)

TechRepublic(朝日インタラクティブ)でGoogle Analytics解説記事連載

北九州市を正しく伝えるブログメディア・キタキュースタイル運営
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フリー写真素材サイト・ぱくたそで フリー素材モデルとして活動中

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ナリシゲ(@nari_104)です。

5月18日(木)~23日(火)に、地元の北九州に帰省していました。

最後の晩、つまり22日(月)の夜に高校時代の同級生3人と飲みに行ってきました。

彼らと会うのは約20年ぶり。こんなに長い間会っていなかった理由は「私が一切の連絡を絶っていたから」です。

 

私は高校時代、野球部に所属していました。ポジションは投手。

かつては甲子園で優勝したこともある高校で、地元では「名門」などと言われています。「文武両道」に憧れて入学した私でしたが、練習がハード過ぎて勉強どころではありませんでしたし、そのハードな練習を重ねても試合に出場する機会はなかなか巡ってきませんでした。

試合に出ているチームメイトをベンチから見る日々が続きます。私は主力として試合に出ていたチームメイトに強いコンプレックスを感じていました。

そんな日々が続き、何度も野球部を辞めようと思いました。

部活を辞めて勉強に集中する、という選択肢もあったのでしょうが、辞めることで学校の居心地が悪くなることが怖く、3年夏、つまり最後まで部活を続けました。

 

皆が地元の予備校で浪人生活を送る中、私は通学に1時間半を要する別の予備校を選択。チームメイトとは距離を置き、勉強で彼らに勝つことを目標としました。

結果、彼らよりも良い(と世間で言われている)大学に合格。

しかし私の歪んだコンプレックスはこれくらいではおさまりません。その後も元チームメイトとは距離を置き続けます。大学時代の友人や会社での付き合いを優先し、高校時代の元チームメイトと連絡を取ることはほとんどありませんでした。

30歳を前にして、私が家庭の事情で地元に戻ることに。地元に残っている元チームメイトに誘われ、草野球を始めました。高校時代には味わえなかった「楽しい野球」を満喫していましたが、やはりこのチームでも主力は彼ら。私のコンプレックスは拭い去れていないままです。

その後私は再上京します。当初は地元に残っている連中と連絡を取り合っていましたが、いつの間にか連絡を取らなくなります。私の心の中で、彼らに対する複雑な感情が大きくなってきました。

そして約15年が経過。彼らとの連絡は一切なくなりました。

その間の私は、忙しく仕事をしたり、心の病にかかったりと慌ただしい時期でしたが、心には複雑な感情が残ったままでした。

そして年々、心に残ったこの複雑な感情を持て余すようになりました。

「早くこの感情を捨て去りたい」

特にここ数年でこの気持ちがすごく強くなってきました。

 

一昨年、Facebook経由で繋がった別の元チームメイトから、地元に残っている元チームメイトの連絡先を聞きました。

そのうちの一人に一度メールを送ったのですが、戻ってきたのは気のない返事でした。私の複雑な感情という身勝手な理由で連絡を取らなかったことに対し怒ってるのだろうと。

しかし、胸にこの複雑な感情を抱いたままでは、私も先に進めません。東京と福岡の2拠点生活を心地よく送るには、彼らとの関係修復は不可欠です。それより何より、単純に彼らに会いたかった。彼らに会って、心の底にある複雑な感情を捨てたかった。

そう思った私は、今年の5月に再度メールを送信。地元に残っている人間を集め、飲み会を開いてもらえることになりました。

 

飲み会当日、元チームメイト3人が待つ店へ。皆の第一声は「おう!」のみ。昔のままです。飲み会の最初に、これまで連絡を取らなかったことを皆に謝罪しようと思っていたのですが、そんな暇もなく会話がスタート。昔話に花を咲かせたり、近況を報告しあったり。私以外の3人は奥さんと子どもがいて、良いパパをしているようでした。

体型以外は昔と変わらない彼らの姿を見て、安心しました。

話は尽きず、月曜日にも関わらず日付が変わる寸前まで痛飲。

 

翌日、元チームメイトの1人からこんなメールが届きました。

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涙がでました。

レギュラーだろうが控えだろうが、甲子園という同じ目標に向かって厳しい練習に耐えてきた仲間です。

それを忘れ、私は「歪んだコンプレックス」や「複雑な感情」という理由で仲間から遠ざかっていた。皆が私を上から見ていたんではなく、私が皆を下から見ていたんです。昔は「皆は自分(私)の気持ちなんて分かってない」と思っていましたが、皆の気持ちを分かっていないのは私のほうでした。

 

「歪んだコンプレックス」や「複雑な感情」は、あの晩全て消え去りました。

約20年間連絡を取らなかった人間を何も言わずに受け入れてくれた「同じ釜の飯を食った仲間」に心の底から感謝。

そんな彼らに少しでも貢献できるよう、北九州情報のブログを頑張ります。

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