なりらいふ

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元AV会社の執行役員が痴漢問題について語るよ!

【ナリシゲのプロフィール】

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ナリシゲ(@nari_104)です。

痴漢を疑われた男性が死亡するという事件が2件立て続けに起こりました。

痴漢疑われた男性逃走 ビルから転落し死亡 | NHKニュース

“痴漢”「自分じゃない」線路を逃走、死亡|日テレNEWS24

亡くなった男性が実際に痴漢をしていたのか、ということは置いておいて、痴漢という行為については絶対に許されるものではなく、厳罰に処すべきだと思います。

今日私が書きたいのは2点。

  1. 痴漢とAV(アダルトビデオ)の関係(痴漢そのものについて)
  2. 被疑者は守られるべきである(痴漢冤罪について)

かつてAV会社で執行役員を務めた経験と、商標法違反で被疑者になった経験を持つ私にぴったりのテーマです。

 

1.痴漢とAVの関係

痴漢を疑われた男性が立て続けに死亡したということで、そのうちAV業界にも飛び火するのではないかと思います。

「痴漢もののAVを規制しろ!」といった話が出てきてもおかしくありません。

私の考え方はこのツイートの通り。

「AVは罪を犯さないための抑止力」などというつもりはありませんが、「痴漢もの」や「レ●プもの」にあるように、「最初は抵抗するがそのうちに感じてきて…」みたいなことは、実際にはまず起こり得ないわけです。AVの中で行われているプレイは、実際には痛かったり気持ち悪かったりするものばかり。あれを喜ぶ女性なんて相当少数派でしょう。あくまであれは“男性の妄想を映像化したもの”であり“ファンタジー”です。

言うまでもなく、痴漢もレ●プも実行すれば犯罪です。実行して犯罪者にならないようにするために、自分の妄想をAVを使って実現すれば良いのです。

AVが性犯罪を引き起こさないための解決策

「痴漢もの」の作品を無くすだけでは何の解決にもならないと考えます。

これまでAVを見ることで欲を満たしていた層の行き場がなくなり、実際に行動に移すリスクがあります。作品そのものを無くしてしまうより、「痴漢は実際に行うと犯罪である」ことを作品で伝えていく方が良いでしょう。

ファンタジーと現実の区別がつかない馬鹿どものために、「痴漢もの」や「レ●プもの」など、実行してしまうと犯罪になるものは、作品の最後に加害者が逮捕されるシーンを入れましょう。このシーンがないものは審査団体が発売を認めなきゃいい。

男性のナレーションで「●●は犯罪です。実際にやってしまうと■■という罪になり…」と入れ、加害者がパトカーが去っていく映像で作品が終了、と。「実際にやると罪になるんだからこの映像で我慢しとけよ」ってことです。

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まあ、痴漢に限らずAVの真似をしたがる男性は例外なくクズだと思うのですが。

2.被疑者は守られるべきである

痴漢冤罪の問題についても考えたいと思います。

私は2009年に「商標法違反」の被疑者となり、警察からの取り調べを受けました。

blog.nari.life

犯罪には全く関わっていなかったので、罪に問われることはありませんでしたが、警察の取り調べは、私が犯罪に関わっていることを前提としたもので、私の話など全く聞き入れてはもらえませんでした。

Twitterで人気のローカス先生こと、弁護士の三浦義隆氏がブログにこのように書いています。

他の犯罪は身近でないから自分が被疑者になることなど想像もできないが、痴漢については明日にも無実の罪を着せられそうで怖い。実感としてそういうことなのはわかる。

しかし、あなたが痴漢冤罪にしか関心がないからといって、痴漢についてだけ、それも冤罪の場合についてだけ刑事司法のあり方が被疑者・被告人寄りに変化してくれるなどという都合のいい話はあるわけがない。

痴漢以外の罪も含め、また冤罪だけでなく真犯人も含め、被疑者・被告人一般の権利を守ることでしか、痴漢冤罪被害者の権利が守られることもない。

痴漢冤罪問題は刑事司法問題の縮図だ - 弁護士三浦義隆のブログ

覚えのないことで警察から厳しい取り調べを受けた身として、この考え方には100%同意です。

実際に被疑者になってしまうと、「罪を認める以外はここから逃れられない」という気持ちになります。しかし、罪を認めても逃れられるどころか、その先にはもっと厳しい人生が待っています。

犯罪が確定するまで、被疑者・被告人の権利が守られる世の中になることを強く願います。

もちろん、痴漢行為は絶対に許されるものではありません。

miurayoshitaka.hatenablog.com

まとめ

性犯罪の問題が出ると必ず「AVの影響」といったものが議論されます。影響の有る無しでいうと、有ると思います。これは間違いない。

ただ、影響は「AVのみから受けるものでもない」ともいえるでしょう。

そもそもは「現実とファンタジーの区別がつかない」ことに問題があるわけで、そこをきちんと指導すべきだと思うのです。

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